A Sophian's Diary

上智大学の主に経済学部の体験談など

経営統計学

担当教授: I教授

頂いた評価:A

逆評定:A

 

統計学の基礎の授業です。微分積分は出来なくても授業で説明される範囲はほぼ理解出来ますし、基本的に計算では必要とされません。ただ、べき和(Σ記号)や無限級数などの文系の高校数学は出来たほうがいいです。典型的な計算結果などを暗記していなくても、シグマ記号の意味くらいはすぐにわからないと厳しいかも…

 

授業の雰囲気について。

I教授は(全くの私見だけれど)優しい先生だなあ、という感じでした。同時に授業にも熱心なので、授業中には指名されて質問されます。また、ほぼ毎回授業の内容を復習するためのリアペの提出があります。

 ちなみにリアクションペーパーは出欠確認も兼ねているので、面倒くさがりとか統計自体に興味がないという人は相当厳しいでしょう。逆に数学が好きだとか統計に興味があるという人は熱心に教えてくれる教授から教わるチャンスですので、ぜひ取ってもらいたいなあと思います。

 

評定はテストが大半で60%程は期末テストで決まります。期末テストは持ち込み可なので、統計検定・推定の概念を理解していて、すぐに計算機で計算できる人ならばやさしい問題ばかりです。ただ、問題数自体は多いのでテストとしてはなかなか手強い部類だと思います。

 

成績分布を見ると、かなりFや履修中止が多いことからわかるように合う合わないのはっきり別れる授業です。事実、教室は学期末になるとだいぶ空いてきます。

 

 秋学期の履修登録が始まりましたが、去年もっとも印象に残った授業なので紹介することにしました。