A Sophian's Diary

上智大学の主に経済学部の体験談など

ミクロ経済学1

 担当教授:Y教授

ひとことで言うと:ミクロ経済学の概念(「限界」、生産可能性フロンティア、効用、余剰)というものは、周辺の分野でもよく引用されます。受けてよかった。

いただいた評価:A

逆評定:B

  ほとんど一言で書ききってしまったのですが、経営学の範囲でも上述のような概念はよく援用されます。経済学部に所属する以上、むしろわからないとマズいのでは…

ミクロ経済学1では、特にゲーム理論やマーケットデザインは扱わず、数式もほぼ出てきません。1次関数がわかれば十分です。なので数学嫌いの人もほぼ気兼ねなく受けられるんじゃないかなと思います。

テストは、ミクロ経済学の概念を理解しているかどうかのテストであって、算数のテストではないので、焦らずにまずミクロ経済学の理論が主張している結論(例えば、自由競争下の市場では特殊な財などの条件が無い場合、総余剰は最大になる、など)を理解し、それを記述する言語である数学や数式の扱いは教授の聞きたいことではおそらく無いということを理解する必要があります。また、そのためにミクロ1では複雑な関数は登場しません。テスト配点が非常に大きいので、本当に数学が苦手でしょうがない、数学1もわからないよという場合は流石に厳しいと思いますが… センターで半分くらい取れていればこの授業で使う数学は理解できるのではと思います。

 

 2017年度からはミクロ経済学は英語で提供されるようになるため、コース名が変更されるようです。